岐阜聖徳学園大学外国語学部の学生らが卒業制作を電子書籍『地方私大流TOEIC(R)』として出版 — 学生らのTOEIC(R)スコアアップ体験記

岐阜聖徳学園大学外国語学部の学生らが卒業制作を電子書籍『地方私大流TOEIC(R)』として出版 — 学生らのTOEIC(R)スコアアップ体験記

岐阜聖徳学園大学(岐阜県岐阜市)外国語学部宮原淳ゼミの4年生9人はこのたび、卒業制作を電子書籍として出版した。これは、学生らがTOEIC(R)に挑み、大幅なスコアアップを達成するに至った勉強法などをまとめた体験記。卒業論文や卒業制作を電子書籍化したケースは全国でも珍しい。


 宮原淳専任講師のゼミではTOEIC(R)のスコアアップとメディア制作を柱として活動しており、お互いの勉強法や成果を報告し合っている。
同ゼミではメディア制作研究の一環として、学生のTOEIC(R)スコアアップ成功体験記を電子書籍化するプロジェクトをスタート。このたび、卒業制作として『地方私大流TOEIC(R)』を出版した。学生自身が出版を企画し、タイトルやデザイン、内容、構成等もゼミ生らが話し合いとプレゼンテーションを重ねて考案している。
 執筆者9人のほとんどが全国平均を下回っていたところからスタートし、野球に夢中でほとんど勉強をしてこなかった学生やペーパーテストに苦手意識を持っている学生もいた。そうした中から勉強を重ね、2年で点数を倍増させた学生がいたり400点以上スコアを伸ばした学生がいたりと全員がスコアアップを達成。また、9人中2人は900点を突破するなど、想定以上の結果を収めた。
こうした記録を9人が自由に記述し、校正を重ねて書籍としてまとめた。9通りの全く異なる体験記には「自分たちにできたのだから、誰にでもきっとチャンスがある」という思いが込められている。
 卒業論文や卒業制作を電子書籍化したケースは全国でも珍しく、中部地方での前例はまだないという。同大では「民間の英語資格試験がますます重要性を増す中、多くの人に手にとっていただきたいと願っております」としている。
◆『地方私大流TOEIC(R)』Kindle版
※本書は学術論文、解説書や問題集とは異なります
【著 者】
岐阜聖徳学園大学 宮原ゼミ
・鍵谷 祐輔
・内山 若奈佳
・笠井 道成
・茂森 柔
・水野 友美子
・井上 拓海
・浅野 杏莉
・佐藤 久朗
・宮原 淳(編集)
【出版社】 パブフル
【発行日】 2020年1月16日
【ファイルサイズ】 32,432KB
【価 格】 250円
【URL】 https://www.amazon.co.jp/ebook/dp/B083YTPJRS/
■内容
『なにも誇ることができなかった私でしたが、900点を取ることができた自信、そこにいたるまでに苦労した日々、苦労の中で発見することができた自分の長所短所、性格などは就活を行う際にも大分役立ちました。TOEIC勉強をすることでスコアという結果以上に自信や達成感といったものを掴むことができるかもしれません。どんなことでもそうだと思いますが、なにかを達成しようとする時、必ず自分の弱点が見えてくると思います。その弱点から目を背けたくなってしまうかもしれませんが、そこで克服しようと思い立ち向かえるかどうかで今後の歩みが大分変わってくると思います。』
(本文より抜粋)
(参考)
・TOEIC(R)スコアについて
全国の大学生平均が530点程度、企業の海外派遣の基準が730点といわれる。

プレスリリースカテゴリの最新記事